省エネ住宅ってなんだろう?

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こんにちは!

㈱ユキトシが配布している「おうちのはなし」より、興味深い記事を発見しました。

2024年1月1日以降に確認申請を受けて新築する住宅については省エネ等級5以上の証明がないと住宅ローン減税が受けられないということです。

省エネ性能の必須化、ということですね。

では一体、省エネ等級とはなんでしょう?

省エネ等級とは、正式名称を「省エネルギー対策等級」といい、住宅性能表示の評価基準です。

スーモなどの不動産サイトでは2024年4月から、主に新築住宅を対象に省エネ性能が分かる表示を開始するようです。

こういった情報が開示されることで住宅の性能が一目でわかるようになってきています。

また最近はZEH(ゼッチ)という言葉もよく聞かれるようになりました。

ZEHとは、「Net Zero Energy House」(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。

「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入・室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」(参考:国土交通省)

とのことです。
簡単にいうと、住まいのエネルギー収支をゼロにしましょう、という内容です。

ZEH
なんでもかんでも横文字にするのは個人的には止めていただきたいのですが、地球温暖化を防ぐために住宅を省エネ化・発電機能を持たせ、持続可能な社会を造るというのが目的なようです。

また、ZEH等支援事業としてに補助金についても経済産業省、環境省、国土交通省の3省が連携して進められているようです。

いずれにしても今後の脱炭素化社会に向けて、個人レベルでの取り組み強化が一層進みそうです。

少し話題は反れますが、今朝はスタッフ間でこんな話題が出ました。

「エコロス」という言葉があるそうです。

エコロスとは、環境に配慮しているつもりが、勘違いや思い込みによって結果的に二酸化炭素排出量が増加していたり、資源の浪費につながっている場合があることを指している言葉です。

自分自身が環境にいいと思ってしていた行動が実際はそうでなかった、ということです。

例えば、良く例にあげられるのは買い物時のレジ袋でしょうか。

エコバックを使って買い物していても、結局どこかでプラスチックのお世話にはなっているはずです。

エコバックを使用しているからといって、日常生活の上でプラスチック製品はゼロには出来ていないわけですよね。

なんだか矛盾していると感じてしまいます。

また、洗濯時の洗剤の量。

これも適正量を守って(理解して)使用しているでしょうか。

なんとなくドバドバ入れていませんか?(私です・・・

こういった事も正しい知識を持つことでエコロスを防ぐことができると感じます。

正しい知識を実践してこそ、真の省エネ・エコにつながるのですね。