これまで床下の工事からシロアリ駆除、床貼りまでの様子を紹介させていただきましたが
施工の内容を振り返りながら完成の写真を載せようと思います。
完工しました！（完成写真付き） / 御前崎市 シロアリ駆除、防蟻＋床工事⑥
御前崎市の防蟻＋床工事が先日完工しました！！
築50年のお宅です。
写真ではわかりずらいですが目に見えているところはきれいですが、床に乗ってみるとブカブカになっていました。
床を解体してみると下は土でした。
古民家ではこういった床下が多く、地面から出る湿気に対する対策が行われていないので湿気がたまりやすく木材がカビたり腐りやすいです。
シロアリも湿気のたまる場所を好むので湿気対策＝シロアリ対策につながります。
床下からの湿気を防ぐために防湿シートを敷き、既存の束石が玉石やブロックを置いていただけだったので、コンクリートで造らせていただきました。
既存の床は断熱材が入っておらず、仕上げもクッションフロアだったので冷たかったです。
床下や柱、梁までシロアリに食べられていました。
湿気が多い木材や集成材などは食べられやすいです。
床下の工事が終わったら防蟻材を散布していきます。
空気を圧縮して液体を噴射するエアータイプの噴霧器を使って噴き付けていきます。
噴き残しがあるとそこからシロアリに侵入されてしまうので確認しながら床下の下地全てに噴き付けていきます。
シロアリ駆除、防蟻＋床工事④(https://www.reform-yukitoshi.co.jp/?p=28448）
防蟻工事が終わったら下地を止めて
いきます。
下地を止め終わったら、フローリングを貼っていきます。
フローリング材はアメリカのHOWDYという会社のForestaという商品を使っています。
地球環境に配慮した無垢材です
これで完成です。
シロアリや湿気の被害を受けブカブカになった床でした。
断熱性能もなくスリッパをはかないと冷たかったです。
防蟻工事を行うだけでなく、床を解体し原因となる湿気対策を行い今後被害を受けにくい
造りになりました。下地のつくりも変えより強度に、断熱材や無垢のフローリングを使うことで温かみのある床に仕上げることができました。
