先日、知人から
「古民家再生ってなにするの?」
と聞かれました。
古民家再生という言葉は割と浸透しているのかなと勝手に思っていましたが、一般の方はやはりイメージが沸きづらいのかもしれません。
ユキトシの古民家再生は、伝統工法を尊重しつつ、現代の快適性や省エネ性能を融合させたリノベーションが強みです。
とは言え、なかなか言葉だけでは分かりづらいですよね。
「古民家(こみんか)」の定義には明確な法律上の基準はありませんが、一般的・業界的には以下のような特徴を持つ住宅を指します。
1. 築年数が概ね50年以上
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多くの団体や自治体では「築50年以上」の建物を古民家と呼ぶケースが多いです。
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築100年以上のものは「古民家」からさらに「伝統的民家」「歴史的建造物」と呼ばれることもあります。
2. 伝統構法で建てられている
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釘をほとんど使わない「木組み」や「土壁」「石場立て(いしばだて)」など、日本の伝統的な建築技法が使われている。
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柱や梁に太い無垢材を使用し、地域の自然素材が活かされていることが多い。
3. 地域性のある設計
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地域の気候風土に合わせて造られており、風通しや日射のコントロールなどが工夫されている。
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茅葺き屋根、瓦屋根、縁側、田の字型の間取りなども古民家の特徴とされる。
一般的には、古民家のリノベーションには大工の手間が多く、解体してみないとどの程度の費用がかかるのかが分かりにくい場合が多いので、あまり請負う会社さんがないというのが現状です。
ユキトシでは、地域の気候に即した断熱材選びや耐震改修、素材の再活用(古材や建具、桐材など)に加え、減築など個々のライフスタイルへの柔軟な対応も特徴です。
昔の家屋は夏を基準につくられていて風通しがとても良いです。
冬場は特に寒さに対して対策がなされていない場合がほとんどなので、断熱工事をすることで冬場も快適に住めるようになります。
また、最近では夫婦2人で住み継ぐ為に減築を希望されるお施主様が多いと感じます。
更地にして新しく家を建てる方がコスト的に抑えられる場合も多いのですが、古民家再生を希望されるお施主様の多くは、ご先祖様から受け継いだおうちを大事にしたい、という想いをとても大切にされていると感じています。
私たちは、そんなお客様の想いを共有させて頂き、お任せいただいています。
弊社のHPにたくさんの施工事例を載せていますので良かったら見てみてくださいね!