住まいの文化の栞 「プロパティ・ラダー」

日本の「住宅すごろく」に近い概念ですが、いくつかの重要な違いがあります

日本の「住宅すごろく」:最終的に持ち家をゴールとしているのに対し

プロパティ・ラダー:最終的段階では、高齢者が持ち家を売却して、夫婦二人で

暮らすための小さな家に住み替えることを推奨しています。

このプロセスは、所有する住宅資産を現金化して、老後資産を確保する事を含んでいます

この点で、プロパティラダーは単なる住宅取得ゲームではなく、社会保障的なニュアンス

を含んでいます。フランスは全く違う住宅の制度があります。

「ビアジェ」:不動産取引制度、高齢者が持ち家を売却しても住み続けることが出来

売却代金を年金のように受け取る仕組みです。これも、老後の社会保障費の制度のようです

住宅は単なる居住空間としてでなく、大切な社会保障費の糧となるべきです
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