天然木、アテとは何?

今日も自然の凄さをお届けします。

斜面に生えている木の斜面上側を腹、下側を背中と呼びます。

枝は背中側に多いのでそっちへ倒れようとする力が働いています。

この時、根元の曲がり部分が弱いと折れてしまいます。

そうならないよう、木は主に根元の背中側を強くしています。

曲がり部分はたいてい芯がセンターから腹側へ偏っていて、背中は年輪が開き気味になっています。

そして、曲がりにくいものほどより強く(硬く)しなければいけません。

そうしてできたモノが『アテ』です。生命力を感じます。
株式会社ユキトシ2015年新潟伐採ツアー