『経年美化』というパワーワード

こんにちは!新米スタッフのオオバです。

先日、『開運!なんでも鑑定団』を見ていて、ちょっと変わった言葉を聞きました。

それは『経年美化』というもの。

 

依頼人が持ってきたペルシャじゅうたんについて、鑑定士が説明していた時に使っていた言葉です。

 

通常は、「経年劣化」ですよね。使えば使うほど、あるいは使わずにいても、時間がたつほど作られたものは質が落ちてゆく。形のあるものはいつか滅びる定めとはいえ、「経年劣化」という言葉を聞くとなんとも切なくなります……

 

ところがどっこい!

ペルシャじゅうたんは作られてから年を経ることによって、「美化」つまり美しくなるらしいんです。
なんでも、実際に使って人にたくさん踏んでもらった方が、色合いや柄が落ち着いて美しくなるんだそうです。

 

……いいじゃないですか、『経年美化』!!!

ペルシャじゅうたんほどのものでないにせよ、使い続けることで味わいが増すものはありますよね。

本革の製品とか、それこそ 天然木で作られた家具やおうちとかね!!!
(言いたかったのはコレですね!)

 

「経年劣化」の何が悲しいって、愛着のあるものや使い慣れた道具もどんどん老いていって、
いずれは使えなくなってしまうこと。

でも、ちょっと奮発して質のいいものを選べば長く楽しめるし、
「美化」していくプロセスを楽しめるはず。

そう考えると、お値打ち品の誘惑を交わしてちょっと「いいもの」に挑戦してみるのは、
すごく前向きな投資と言えそうです。


「経年美化」いい言葉ですよね。
かくいうワタクシも、今月30歳になります。
もちろん、動物としての身体能力のピークはとうに過ぎていますし、
このくらいから年齢を気にし始める人がぐっと増えるのもわかっています。


でも、叶うことならば。
使い込めば使い込むほど美しくなる絨毯や革や天然木のように、
ワタクシも経年美化していきたいものです!


それでは今日はこの辺で失礼します。
皆様、暑くなってきましたのでご自愛くださいね!