断熱の仕組み

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白い部分がもこもこしているのがわかりますか?

こちら、断熱材です!

吹付硬質ウレタンフォームという断熱材で、

液体状のウレタンを吹きつけると、もこもこと膨れ上がって写真のように隙間なく断熱材を入れることができるんです!

断熱というのは「熱を断つ」と書く通り、

熱が伝わるのを防ぐことで家の中を快適温度に保つ仕組みです。

冬、家の中が寒い

寒い冬、家の中が寒い原因はふたつ。

ひとつめは、
外の空気が家の中に流れ込んでいる

どこからか隙間風が入り込んでいると寒いですよね!その状態です

これを防ぐためには、室内に風が流れ込まないように隙間を作らないことが大切です。

断熱材を隙間なく埋める大切さはここです!


寒い原因のもうひとつは、

外の空気によって冷やされたモノが触れていることで冷える

冷たい飲み物を入れていたコップを触ると冷たいのと同じ感覚です。

冷たさを伝えないためには、間に空気層をはさむことが一番です。

断熱材や木材は空気層がたくさん含まれているので、熱が伝わりにくく、保温性もあります

家の中で熱が逃げる原因として、窓が一番例に挙げられることが多いですが、

寒い外と室内の間には窓ガラスor窓枠しかないため、どうしても直接熱が伝わりやすいんです。

窓からの冷たさを防ぐために断熱窓があります。
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こちらは、
当社でよく利用している三協アルミさんの「マディオ」というシリーズの画像。(メーカーHPはこちら)

「アルミ樹脂複合サッシ マディオJ・M」

まず、窓枠部分が、室内側と屋外側で素材が違います

耐久性を備えたアルミを屋外側に使用していますが、金属類は熱が伝わりやすいので、
それを防ぐために室内側には樹脂を採用しています。

そして、窓ガラスは二重になっていて、ガラスとガラスの間に空気層があることで、熱を遮断しています。

最近、コップでも二重ガラスのものが流行っていますよね!

あたたかいものは冷めにくく、冷たいものは冷たさをキープしつつ、持つ手には熱さも冷たさも伝わらないという画期的なアイテムです。

また、コップが汗をかかないのも便利ですよね!


それと同じことが、

この二重ガラス(複層ガラス・ペアガラスとも言います)の窓でも言えるんです。

空気層があることで、熱が伝わらず、冬の冷たい空気も室内には影響が少なくなります。

そして、窓が汗をかかない(結露しない)ので、カビなどの抑制にもつながります。

熱を伝えないことが重要

断熱の仕組みについてお伝えしました。

断熱は家の中で快適に暮らすためには必須です。

しっかりとした断熱材と断熱サッシを使用することで、熱を伝えないようにできます。

「冬の寒さが辛い」と感じている方、

ぜひ、家の断熱リフォームをご検討ください。