カーボンニュートラルとは、
二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするという取り組みです。
二酸化炭素などの排出量を減らして、森林などによる吸収量とプラスマイナスゼロを目指すということ。
二酸化炭素の排出量を減らすという意味で「脱炭素」とも呼ばれます。
政府や各企業がカーボンニュートラルに向けて対策をとっています。
なんとなく、そんな大それたこと自分には関係ない…と思っていませんか?
二酸化炭素の排出を減らすと言われても、あまりピンとこないですよね![](https://www.reform-yukitoshi.co.jp/smileys/coldsweats01.gif)
![](https://www.reform-yukitoshi.co.jp/smileys/coldsweats01.gif)
本当にざっくりいうと、節電・節約・エコな暮らしをしましょう!ということです!
二酸化炭素の排出の約6割は、「衣食住」を中心としたライフスタイルに関係しています。
例えば、「衣」だと新しい衣服をどんどん買ってどんどん捨てて…という行為はエコではないですよね。
衣類を作るのにも捨てるのにも二酸化炭素を排出します。
なので、
衣服を長く大切に使う…
使わないものはリユースする…
これだけでカーボンニュートラルに貢献できるということ!
「食」に関しても、
食べ残しを減らしたり、
過剰に買って捨てるといった食品ロスを減らしたり、
生ごみを堆肥に変えて使用したりと…
今までもよく言われていた行動をすることが求められています。
「住」はいろいろとありますよね。
省エネ家電に買い替えたり、
LEDに電球を交換したり、
冷暖房の温度を弱めにしたり…
断熱省エネ対策をとった家にしたり、
太陽光発電を設置したり…
車より公共交通機関を利用したり…
ちょっとした意識の変化でできることから、長期的な対策のためにしっかりとお金を使うものもあります。
衣服や物に関しては、長く大切に使うことを推奨していますが、
家電や家の部材に関しては、昔の製品を使い続けるよりも最新の設備に変える方がいい場合がほとんどです。
そこは注意が必要です!
昔の家は断熱材が入っていなかったり、もう古くなって機能していなかったりすることが多々あります。
だからといって、全部壊して新築を建てればいいか?といわれると、それもエコではありません。
木造の建物の場合、使用されている木材や建材はまだまだ使えることが多いです。
それこそ良質な木の場合は数百年使い続けることができます。
世界最古の木造建築は奈良の法隆寺。
1300年も立ち続けている木造建築のことを考えると、数十年で取り壊してしまうのはもったいないです。
なので、家はリフォームやリノベーションがおすすめ。
今ある家を生かしつつ、断熱や省エネ性能を備えた新築のようにすることも可能です!