桐に含まれるタンニン

桐材は製作直後だと白い近い色をしていますが、
年数を重ねるにつれ薄いグレーや茶色に変色していきます。

また、部分的に淡い紫色になることもあります。
これは桐に含まれる「タンニン」という物質で、このタンニンが
桐の防腐効果を促しています。また、桐には防虫効果を促す
「パウロニン」「セサミン」という成分も含まれています。

タンニンが桐の中に残っていますので、桐の性質は活かしつつ
変色も遅らせています。変色が起こりやすいのは引き出し内部等で
使用する無塗装ざいですが、より高い防湿・防腐・防虫効果が期待できます。


牧之原市/築30年二世帯リセット住宅After桐の収納
桐の経年変化