これらは適材適所となるように木の性質を考慮して、加工、施工
されています。このように木を正しく使うことを「木遣い」といいます。
当社では、ヒバ、スギ、ヒノキ、桐、松を使用しています。
昔から土台は「クリ、ヒバ、ヒノキ」といわれるように、家を支える土台には
「目詰まり(年輪の細かさ)」と「殺菌作用」が重要です。中でも夢ハウスのヒバ材は最上級。
1000年の時間をかけて細かく重なった年輪は固く締まっており、家全体の荷重を支える大きな役目を担っています。
また、床下の湿気が多くなると、ヒバ特有の成分「ヒノキチオール」が殺菌効果を発揮し、シロアリや腐朽菌から
家を守ります。住宅の土台としては、これ以上の材はないほど最も適した材料です。
ちなみに、杉は、「直ぐ(直ぐなる)」から付けられたと言われるように、杉材の繊維は縦方向です。
杉は柱に向いています。床や梁に杉を使ってしまうと家を建ててから支障がでてきます。
また耐久性もあり、粘り強いのが特徴です。しっかり乾燥させると、シロアリにも強い樹種です。