築170年/菊川市嶺田【古民家再生】⑤土台工事 耐震性を持つ家の構造
菊川市嶺田/築170年【古民家再生】⑤土台工事 耐震性を持つ家の構造
古民家の床下は良好な通気になっていた為、束が良い状態でした。
悪いものは変えて使えるものは使うことで費用を抑えることができます。
解体すると地面がコンクリートでした。30年前に耐震補強工事をされた時に、
コンクリートに変えたようです。
左右に見えるのが鉄骨の筋交いです。各部屋の壁部分に所々入っていました。
大工さんが水平器(水平測り)を使用して、家の水平を測っています。
根太は97mm×97mmの太いものを45mmごとに配置しています。
グランドピアノなどの重いものをどこにでも安心して置くことができます。
大引きの状態が良かったので使用します。
使われていた大引きの状態が良かったので使用します。
大引きの大きさは、なんと、12cm角もありました。
更に強力な構造が実現され、安定感が向上します。
この剛床工法により、床構造は通常の方法よりも3.7倍の強度を持っています。
居間の所がキッチンの所に比べて床が低くなっていたので
当て木をして高さを揃えます。