日本の住宅寿命をご存じですか?
日本の住宅寿命は住宅構造によっても
もちろん異なりますが
なんと…
約30年と言われています!
他の国はと言うと
アメリカ 約55年
イギリス 約77年
フランス 約86年
と他の国に比べても世界的に短命であると言われます。
主な原因としては
・東アジア特有の高温多湿の環境
・地震などの自然災害の発生頻度の高さ
・適材適所で木材を使っていないこと
が大きいです(:_;)
ですが住宅寿命が短いとされている日本で
神社やお城など木造建築物は
数百年経っても変わらない姿で存在しています。
それは一体どうしてなのか…
世界最古の木造建築である法隆寺が1300年も
建ち続けるように、木材はきちんと乾かせば
強く長持ちするのです◎
また木造建築は日本の気候風土に適しており、
耐久性に非常に優れています!
昔から土台には【クリ、ヒバ、ヒノキ】と
いわれるように、家を支える土台には
「目詰まり(年輪の細さ)」と「殺菌効果」が重要です!
樹齢1000年のヒバは堅く締まっており、
家全体の荷重を支える大きな役目を
担っています◎
また床下の湿気が多くなるとヒバ特有の成分【ヒノキチオール】が
殺菌効果を発揮し、シロアリから家を守ります!
もう1つは床下の換気です!
丸型換気口にすることで風が多く通る為、
床下に湿気がこもるのを防ぎ、木材を長持ちさせるのです
上記に二点が住宅寿命の短い日本で
数百年経っても変わらない姿で存在することの出来る理由です!