鋳物製薪ストーブ/鋼板製薪ストーブ



鋳物製薪ストーブ
(いものせいまきすとーぶ)
鋳物で出来た薪ストーブは、300度以上の高温になった場合に変形する恐れがあるため、温度管理が必要です。
また、燃焼効率50%は、鋼板製の85%に劣ります。

鋳物とは金属を溶かして型に流し込んで成型したもので、鋼板は鉄板を加工して成型したものです。
鋼板製は熱しやすく冷めやすい特徴があり、鋳物製は熱しにくく冷めにくいという特徴があります。



鋼板製薪ストーブ

(こうばんせいまきすとーぶ)

鋳物製薪ストーブと比べて高温に耐えられるため、超高温で薪が燃焼することにより灰がほとんど残りません。

鋼板製の薪ストーブは、短時間で本体に熱が伝わるため短時間でお部屋を暖めることができます。


クリーンバーン方式
(くりーんばーんほうしき)

薪燃焼で発生する煙に含まれるガスや不純物(微粒子やタール、CO2など)を煙突に流す前に、新鮮な空気を送り込み再燃焼させることで完全燃焼させ、クリーンな排気にします。


対流式ストーブ

(たいりゅうしき)

空気の暖め方で、炉のまわりにさらに鋼板で囲い空気層をつくりそれを上部などから放出して暖めます。

側面・面が熱くなりすぎない構造になっているため、壁面を鋳物ストーブほどの耐火構造にしなくて済みます。

弊社のオーロラでは前面のガラス窓からの輻射熱で暖めます。


間取りコラム

二十煙突
(にじゅうえんとつ)

外気の影響を受けにくく、煙突内の上昇気流を妨げません。

また、煙突の表面温度を上げないので、建物の低温炭化を防止するうえでも有効です。


ハースゲート
(はーすげーと)

子供やペットを薪ストーブに近づけさせないための、薪ストーブを取り囲む柵です。

スチール製が主流で、薪の補給などのために安全ロックを設けたドアを備えています。

ガードしたいスペースに応じて数枚のパネルを組み合わせて使用します。


フアイヤークリンシステム
(ふあいやくりんしすてむ)

二次燃焼に必要な新鮮な空気の吸気と、同時に発生する高温な炎をガラス面に吹付けることによって、
ガラス面に付着したヤニや煤を焼き消します。

これによって美しい炎をいつでも楽しむことができ、メンテナンスも軽減することができます。


ブリケット
(ぶりけっと)

おが屑を高圧で固めた加工薪。

夢ハウスでは住宅に使われる木材を乾燥・加工する過程で排出されるおが屑を高圧で固めて燃料にした加工薪。

接着剤などを使わずに圧力だけで固めているので、燃やしても有毒ガスは発生しません。

また樹皮を取り除き、完全乾燥された新材のみを使用することで発熱量が高く灰も残りません。