木材に関しての基礎知識ー木材の上下

木材の上下

木は育った環境で使われるものが最も良いとされています。

「上を末」「下を元」と呼び、柱などに使う際は、この上下を守って使用します。

また丸太の断面寸法を検知する際は、末口寸法で表示します。

丸太であればこの「末と元」を見れば上下が解りますが、角材の場合はどう見分けるのでしょうか?

角材の場合は「赤太と白太」の割合(白太が多い方が末・赤太が多い方が元)。

また、両木口を見ると年齢の数が多いことなどからも解りますし、

節を見た場合、目の詰まっている方が上、目が伸びている方が下という見分けもできます。

木材に関しての基礎知識

木が立っている状態での先端側。
柱や束などで「元」をうえにして使うことは「逆木」と呼ばれ、
立ち木と同じ状態にして使用することで、木に無理がなく丈夫で長持ちします。

木が立っている状態での根本側。
柱や束などで「元」をうえにして使うことは「逆木」と呼ばれ、
立ち木と同じ状態にしてしようすることで、木に無理がなく丈夫で長持ちします。