木材に関しての基礎知識ー木の断面

木の断面

木材に関しての基礎知識

木材は外側の部分(樹皮と木材の間形成層)が成長し、外へ肥大成長していきます。

内側の赤い部分は古い細胞になり、この部分を
芯材と呼び、

外側の白い部分は新しい細胞となり、この部分を辺材と呼びます。

芯材の方が古い細胞のため、辺材に比べ一般的に強度が強いとされ、

芯材は柱などに用いられることが多いです。


家づくり用語集


芯材(しんざい)
辺材の細胞が死んで、変質した部分。固くて腐りにくく、虫に強いことから、構造材に最適です。


辺材(へんざい)

細胞がまだ活動中で柔らかい部分。野地板などの下地材として使います。

また、節が少ないので、長押や鴨居の材に向いています。

木材に関しての基礎知識