高温多湿な日本 壁の中にカビ!?

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西日本では、はやくも梅雨明けとなりましたね

季節先取りで真夏のような暑さが続いています。

梅雨が明けるとはいえ、日本の夏は湿度が高いのが特徴的です。

湿度が高いと、実際の気温よりも暑く感じます。

人間は汗をかいて、その汗が蒸発することで体温を下げようとしますが、

湿度が高いと汗が蒸発しにくくなるので、体に熱がこもりやすくなり、より暑く感じるんです。

そんな日本の風土に合わせて風通しの良い木造建築が建てられてきました。

現代では断熱性能を高めるために、気密性の高い住居が良しとされています。

しかし、その気密性も注意が必要です。

高温多湿な日本…ただ密閉すればいいというわけではありません。

熱いものをビニール袋で密閉すると内部が水滴でいっぱいになりますよね。

そして、そこに木材や食材のようなものがあると…カビが生えます!

室内は空調で快適でも、壁の内側は外気と室温で挟まれるので、常に結露の危険があります。

実際に、壁内の通気ができずにカビが発生していることも・・・。
壁内のカビ
家を建てる時、暮らしている時には壁内の通気がどうなっているか?とはなかなか気にしないものです。

見えない部分にこそ、家の断熱性や耐久性が関わってくる重要な要素がつまっています。

家づくりは内装や外装の見える部分だけではありません。

ぜひ、工法や素材、壁の内側がどうなっているかもしっかりと確認しましょう。

もっと詳しい話が聞きたいという方は、お気軽にご相談くださいね