家を100年もたせる通気工法

丸型換気孔

丸型通気孔で湿気対策

当社は、基礎に丸型換気孔をつけています。
昔からある角型換気孔と比べて、通気が4倍、基礎パッキンと比べても1.5倍の通風があります。

基礎の中央付近に直径160mmのものを1200mmの間隔でつけてありますが、
なぜかというと、風は直線に通り抜けるからです。
基礎の上に付ける基礎パッキンの場合、入った風はその高さで直線に進むので地面の方は風が通りません。
丸型換気孔は基礎の中央付近から風が入るので、全体の通気がよくなります。

古い神社やお寺の建物の縁の下を覗いてみると向こうまで見通せますね。住宅のような基礎がありません
平らな石の上にに太い柱を立てて、地面から1mくらい上のところに床を作ってあります。
何百年も腐らずに残っている建物は、常に風が通るようになっていて、湿気が籠もらないようになっているんです。

木は、環境次第で腐ってしまう材料です。
湿度70%以上、温度20℃以上あると木を腐らせる「木材腐朽菌」が発生します。
その環境にさせないために、丸型換気孔を採用しています。


通気工法
基礎だけでなく、住宅の構造のまわりを4つに分けて
それぞれの通気を確保しています。

①床下換気
丸型換気孔を使って、従来工法より4倍の換気を可能にしています。

②壁内換気
土台水切りから外壁下地の「縦胴縁」の間を通って、「軒裏」へ通気します。

③軒裏換気
軒裏の「有孔版」などから空気を入れて、壁内通気と一緒に棟へ流れる通気

④棟換気
壁内・軒裏の空気を外部に出すための通気