桐は木に同じと書いて『桐』と読み、
一見、木のように感じますが、実は、
木でなく、ゴマノハグサ科という草の仲間です。
中心に大きな穴が開いていて、そこを水が通る
仕組みが草と同じようです。
桐は木と同じように私たちの身近なところで役に立っています。

【防湿効果】
湿度を吸収して桐が湿気をさえぎり、
カビの防止になります。

【保湿効果】
桐材は多孔質だから保湿効果が大きいです。
そのため、炊いたご飯を冷めないようにするために、
おひつ、下駄にも用いられました。

【防虫効果】
桐にはタンニンという成分が含まれています。
このタンニンが抗菌効果や防虫効果に繋がってきます。


御前崎/桐の寝室

【調湿効果】
桐だけではなく天然素材はほとんど呼吸をしています。
その呼吸とは調湿効果です。湿気の高いところでは
湿気を吸収し、乾燥時期にはその湿気をはきだします。

【柔らかい】
柔軟性・弾力性があり転んでもケガをしにくいのが
特徴。また滑りにくいので、子供や高齢者にとって
優しい素材でもあります。

【燃えにくい】
内側に空気層が多いため、燃えても表面が炭化しやすく、
内部まで燃えるのに時間がかかります。金庫の内部に
桐が使われているのは、火災にあっても重要な書類を
熱から防いでくれるからなのです。

【木材は健康に良い】
例えば、特別養護老人ホームでの調査によると、
木材を多く使用している施設では、インフルエンザにかかったり、
転んで骨折をしたりする入居者が少ないという結果が出ているようです。

【復元力】
桐は驚くほど復元力を持っています。傷が付いたり凹んでしまったり
したら水とアイロンで修復できます。
菊川市築26年リセット住宅桐ドレッサー