桐は木に同じと書いて『桐』と読み、
一見、木のように感じますが、実は、
木でなく、ゴマノハグサ科という草の仲間です。
中心に大きな穴が開いていて、そこを水が通る
仕組みが草と同じようです。
桐は木と同じように私たちの身近なところで役に立っています。
【防湿効果】
湿度を吸収して桐が湿気をさえぎり、
カビの防止になります。
【保湿効果】
桐材は多孔質だから保湿効果が大きいです。
そのため、炊いたご飯を冷めないようにするために、
おひつ、下駄にも用いられました。
【防虫効果】
桐にはタンニンという成分が含まれています。
このタンニンが抗菌効果や防虫効果に繋がってきます。