【古民家再生】菊川市S様邸

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こんにちは!

今回は、現在弊社が施工しているお客様の現場へ伺ってきました。

なんと築170年の歴史的な住宅です。

住宅というとなんとなくモダンな感じが出てしまうので、私としては「お屋敷」と形容した方がしっくりくるようなお宅です。

170年というとどのくらい昔なのか、ピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんね。

今からおよそ170年前は江戸時代の幕末です。

1853年(嘉永6年)には、ペリーが浦賀沖に現れ日本の開国を求めました。

その後大政奉還・明治維新を経て、明治時代が始まります。

激動の時代から家人と共に歩んできたこちらのお住まいの改修のお手伝いをさせていただくことになったのです。



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玄関から入り、天井を見上げると、通常イメージする2倍以上の太さの梁が目に入ります。

このような太い柱を持つ住居は現在ではまず見かけません。

江戸時代中期における日本の建築の特徴でもあるようです。

建築物としての歴史的な価値はもちろん素晴らしい。

でもそれ以上に、先祖代々受け継いだものを大切に残したいという施主様の想いや家族の歴史が宿る、そんなあたたかな雰囲気のあるお住まいでした。

弊社がそういったお客様の願いのお手伝いが出来ることは本当に幸せです。





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先月施工を開始し、私が現場へ伺ったときはちょうどキッチンと居間との境を造作しているところでした。

手際よく作り上げていきます。




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また、床断熱処理も並行して行っていきます。

弊社ではミラネクストラムダという断熱材を使用しています。

根太の間に隙間なく敷き詰めていきます。

健康的な日常生活には断熱性能は欠かせません。
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まだまだ施工は始まったばかり。

完成が楽しみです。