【古民家再生&減築】御前崎市S様邸

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こんにちは!

今回は御前崎市のS様邸の古民家再生工事に伺いました!

現在は壁の下地ができ、サッシの取付作業に入っています。

以前の基礎は木製の床束を使っていましたが、今回のリフォームでは鋼製束(コウセイツカ)に変更しています。

これは、鋼製の床束の事で表面をメッキ処理されているためサビやシロアリにも強く、また物理的にも頑丈です。

また高さ調節も容易に行うことができるため、多くの現場で使われています。

今回のリフォームでは以前の状態より床束の数も増やしました。

床束はその名の通り、床を支える構造部分ですが床が補強されていると耐荷重を上げることができます。



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一部のサッシがすでに取り付けられていました。

こちらのサッシはサーモスⅡ-Hの高性能窓を使用しています。

アルミと樹脂のハイブリット構造で、優れた断熱効果を発揮します。

壁や屋根の断熱ももちろん大事ですが、住まいの中で熱の出入りが大きい窓の断熱にもこだわり、住まい全体の快適性向上に寄与します。

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養生されている柱のそばに積み上げられているのが、最新の断熱材「ミラネクストラムダ」です。

50mmの厚みで水・湿気に強くグラスウールと違い経年劣化はほとんどありません。

こちらを天井・床・壁と施工していきます。

(余談ですが、過去ブログの写真と比べて柱の数が増えているのにお気づきになりましたか?)

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耐震壁の下地が完成です。

古民家が安心安全な住まいに生まれ変わります。