シロアリの対策 / 御前崎市 シロアリ駆除、防蟻+床工事②

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前回 (https://www.reform-yukitoshi.co.jp/?p=28319) 梅雨とシロアリのことについて話をさせていただきました。
雨の日にシロアリが増える理由とシロアリも自然界にとっては益虫なので棲み分けていくことが大事ということでしたが、どう棲み分けていくかを現在、弊社で修繕工事をさせていただいているシロアリの被害を受けた住宅を例にお話ししたいと思います。

シロアリと湿気

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築50年のお宅です。
シロアリの点検と防蟻処理、床の改修工事をさせていただきました。
写真ではわかりずらいですが目に見えているところはきれいですが、床に乗ってみるとブカブカになっていました。
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シロアリ業者さんに床下の確認をしてもらったところ、シロアリが発生していました。木材を食べ終えていなくなったところや今もシロアリが棲み付いているところなどありました。
ですので、床の解体をしながら防蟻処理も一緒にさせていただきました。

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床を解体してみると下は土でした。
床を支える下地もシロアリの被害がありボロボロだったので下地も取り換えをすることにしました。

古民家ではこういった床下が多く、地面から出る湿気に対する対策が行われていないので湿気がたまりやすく木材がカビたり腐りやすいです。

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前回も書きましたが、シロアリは湿気のたまる場所を好むので湿気対策=シロアリ対策につながります。

(他にも使う木材や乾燥技術でも変わりますが話が長くなるのでまたの機会にさせていただきます。)

床下からの湿気を防ぐために防湿シートを敷きました。
コンクリートを敷く会社もありますが、コンクリートは湿気を通してしまうのでその下に防湿のシートを敷くことが重要です。
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シートを敷き終えたら土台のを支えるための束石を配置します。
既存の束石は玉石やブロックを置いていただけだったので、コンクリートでしっかり造らせていただきました。

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また、床を解体した後にシューシューと小さな音がしてたのでキッチンの下を覗き込んだところ、
給水管が長年の劣化
水漏れを起こしていました。
キッチンは壊さず残しておいて工事中も施主様が使えるようにする予定だったので、一度キッチンを取り外し、配管し直してからまたもとに戻しました。
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水漏れを起こしていた配管は昔の鉄管でした。
これでは錆びてしまい時間が経つと穴が開いてしまうことがあるので、このタイミングで一緒に取り換えれてよかったです。

見えないところをしっかりと

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床を解体してみるといろいろなところが悪くなっていました。
部屋をパッと見ただけでは気が付きませんが、ふたを開けてみるとボロボロ
ということが多いです。

前回も人の体に例えて話しましたが、
家も被害が出たところだけ直すのではなく、被害を受けないような造りに直すのが大切です。

次は同じことが起きないように対策し直すのが本当のリフォームだと思います
家は命と財産を守るためにあります、見た目も大切ですが見えないところをしっかり
造ることが重要です。


次回https://www.reform-yukitoshi.co.jp/?p=28393)は床貼りとシロアリ駆除、対策について話そうと思います。