古民家と断熱のお話

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菊川市で行った古民家再生のお家のBefore写真です。

築96年の平屋。

ぐるりと南と西側を広縁がまわり、
内部も南側に和室が3部屋続き間で、
北側にもそのまま和室、板の間がふすまの間仕切りでつながっています。

昔ならではの素敵なお家。


しかしながら、築年数の古い家は、断熱対策がありません。


一般住宅に断熱材(グラスウール)が出回り始めたのは1964年…今からおよそ60年前です。

築60年よりも新しければ全部の家に断熱材が入っているか?と言われると違うんです。

使われていたとしても、冬の寒さが厳しい寒冷地が中心だと思います。


なぜ一般住宅にそれほど浸透していなかったか、というと、

断熱材使用に関する法律はなかったからです。


1973年と1979年に二度のオイルショックを経験したことで、政府が1979年に省エネ法を制定

そこではじめて建築に関する省エネ基準が定められたことで、住宅に断熱材をいれるようになりました。


なので、1980年・築43年頃の建物から断熱材が入りはじめてるはずです。

一番上の写真のお家は築96年なので、

断熱材も開発されていない時代に建てられているのでもちろん断熱材は入っていません。

断熱材が入っていないですが、その分、風通しが良く柱や土台などの構造材にとってはとてもいい環境。

96年経っていても、キレイな状態で建っていました!

今回の古民家再生ではそれらの構造材をそのまま利用しています。

断熱材は外壁側に発泡ウレタンを吹きつけ、床と天井は発砲ポリエチレンフォームをしっかり入れています。

遮熱防水シートも一緒に施工しているので家の大敵である湿気対策もバッチリです!



上記の素敵な古民家再生工事を行ったお家の完成見学会が今月下旬に開催予定です!

現在急ピッチで見学会の準備を行っていますので、楽しみにしていてくださいね


古い家だからもう直しようがないからこのまま住んでいく、、
もしくは、取り壊して新しく建てるしかない、、と思っている古民家住人の方々!

ぜひ、完成見学会に来てみてください!

とても素敵な古民家再生に仕上がっています。

新築よりも古民家を買って、リノベーションして住みたい!とお考えの方も必見です。


完成見学会の詳細はまた後日発表しますのでもうしばらくお待ちください