でも一般的な住宅のフローリングは、
カラーフロアという合板に木目調のシートを張って仕上げたものを使用しています。
シートの代わりに薄い無垢材を張っている場合もあります。
カラーフロアはシートなので多種多様なデザイン、色があり、表面のコーティングもしっかりしているので汚れや傷に強く、安価なのが特徴です。
しかし、一度傷がつくと、表面は薄いシート。
中の合板が見えて補修が大変です。
太陽光などによる変色や傷みも、施工場所によっては数年で目立ってくる可能性があります。
無垢材のフローリングは、カラーフロアに比べると確かにやわらかいので傷や凹みは付きやすいです。
しかし、傷がついても中身も同じ無垢材なので、表面を少しやすりがけするだけできれいな状態に戻せます。
また、カラーフロアと違って、傷や凹みも馴染んでくるので一種の味になります。
経年変化で色は変わっていきますが、
色あせる、というよりも深い色味になっていくので施工したての時よりも年月が経てば経つほど、良い色味になっていきます。