【菊川市本所】築64年古民家再生。屋根と外壁の下地処理からの瓦葺き直し

菊川市本所で行われている古民家再生工事。

前回は、瓦屋根の解体についてお話ししました。

今回は、その屋根と外壁の下地処理からの瓦葺き直しについてお伝えします。

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アスファルトルーフィング
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瓦を止める桟木
屋根の下地となる野地板を施工した後に、ルーフィングという防水シートを施工します。

これで雨漏りの心配もなくなりますね。

その上には瓦を固定するための桟木を施工していきます。

同時に、外壁にもタイベックシルバーという遮熱防水シートを施工しました。

家の快適性を高めるためには断熱材だけでなく、遮熱も必要です。

また、家の耐久面では湿気や水分は大敵なので、屋根や外壁でしっかりと水を防いでくれる対策が必要です。

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瓦を施工していきます
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新しい瓦と古い瓦が並びました
瓦は既存のと合わせて昔ながらの和形の瓦を採用しました。

栄四郎瓦という防災瓦で一枚ずつ屋根に固定して更に瓦同士をしっかりとかみ合わせてズレにくくなっています。

日光を反射する遮熱と空気層がある断熱の性能があります。

屋根材にもこだわることで、室内温度の上昇を抑えて快適な空間にすることができます。

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棟瓦はを積み直しました
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Before 解体時に避けておいた棟瓦
棟瓦はもともと使用していたものを再利用しました。

瓦はその種類に寄りますが、40~60年が耐用年数と言われています。

陶器瓦の場合は100年もつとも・・!?

ただ、地震や災害等の外的要因でズレたりすることもあるので、プロの方のチェックは必要だと思います。

今回のお家でも、まだまだ使用できる部分はそのまま再利用しています。

せっかくなので良い物を長く使っていきたいですね。

古き良きを大切に。

皆様の大切な家を安心・安全に暮らせる家へとうまれかわらせます。

興味のある方はぜひご相談ください。