今月のテーマは「雨」でした。
雨の本や雨の絵本がたくさん置いてありました。
その中に「雨の呼び名」という本がありました。
日本には雨の呼び名が400種以上あると言われています。
連日降り続く雨を「祝雨(しゅくう)」、日照り続きの時に振る恵みの雨を「慈雨(じう)」、
草木の青葉に降る雨を「翆雨(すいう)」、晩秋に降るにわか雨を「秋時雨(あきしぐれ)」
と呼ばれるようです。状況や季節に応じた呼び方は、日本人の感性が窺えます。
本屋さんが持ってきてくれた本の中に「おじさんのかさ」という絵本がありました。
小学校の時の国語の教科書に載っていた内容だったので懐かしく感じました。
「雨が降ったらチンチロリン、雨が降ったらピッチャンチャン」という部分を読んで
雨の日は憂鬱な気持ちになってしまいますが、傘をさしたおじさんが
リズムよく楽しくて歌っている様子が描かれていて雨の日のイメージが
変わったことを思い出しました。子どもの頃に読んでいた懐かしい本を手にすると
本の内容も懐かしいですが、授業中にドキドキしながら音読していたことや
宿題で繰り返し練習していたことも思い出します。
絵本は、子供だけではなく大人が楽しめる作品がたくさんありました。