家族のような隣人たちに囲まれて、見知らぬ土地が故郷になっていくー10家族のものがたり。

家族のような隣人たちに囲まれて、見知らぬ土地が故郷になっていくー10家族のものがたり。
長岡の暮らしになじみたくて。
明るい陽射しの下、大楽さんご夫婦が庭の手入れをしている。
3歳の娘・ふくみちゃんも小さなじょうろを持ってお手伝いだ。
「これは長岡の伝統野菜なんですよ」と、ご主人が教えてくれた。

長岡市の博物館で博物館で学芸員をしているご主人が、長岡の
伝統や文化を学ぼうと育てている野菜だ。野菜作りの先生は、この地域で
生まれ育った近所の人たち。ここに住み始めて2年、近所の人たちと
交流が広まっていくのが楽しい。

別の土地から移ってきた大楽さんは
「長岡になじみたくて、ここに暮らそうと決めました」と語る。
そのために、敢えて新しい分譲地に新築するのではなく、古くから暮らす
人たちがたくさんいる街で中古住宅を買ってリフォームしようと決めた。
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