結露の正体は、家の中の空気に含まれる水分です。
空気中の水分の量は、温度が高いほど多く、低くなるにつれて少なくなります。
窓ガラスに付く結露は、家の中の空気が冷たいガラスに表面に触れることで
水分飽和状態となり、水滴に変化する現象です。冬や明け方に発症しやすいのは、
家の外の冷気がガラスを冷やすからです。複層ガラスは、2枚のガラスの間にある
空気の断熱性能を利用して、室外の冷気が室内側のガラスにまで伝わるのを防ぐため、
結露が発生しにくいのです。冬の朝、カーテンが汚れず、お掃除の手間も省けます。
また、シックハウスの原因のひとつとなっているカビの発生も防ぎます。