人工的な集成材よりも、一本の木として自然のままの姿を残す
無垢材のほうが、はるかに品質が高いことは明らかです。
「無垢」は文字どおり、余計な加工をせず、
木の特徴をそのまま活かしたものであることを表します。
木目があり、節目があり、色合いや香りがあり、生き物が
生き物らしく感じられるからこそ、味わい深いものなのです。
無垢材は反る、割れやすい、❝くるい❞が生じると言われることが
ありますが、これは乾燥が中途半端な場合に起こることで、
無垢材に対する大きな誤解です。しっかりと乾燥させた無垢材には、
少しのくるいも生じることはありません。充分に乾燥させた無垢材を
使った建物こそが、本物の味わいのある住まいであると言えるのです。