初めての住宅ローン 審査前に確認すべき注意点

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一般的に住宅ローンには、
『事前審査』 『本審査』の2回の審査があり
それを通らなければ融資を受けることができません。
確認すべきチェックポイントをご紹介します。

①年齢や勤続年数
・完済年齢が多く80歳未満の指定
(若すぎてもとおりづらくなることも・・・)
・勤続年数、転職歴、勤務形態

②返済負担率
・年収に占める年間返済額の割合
「年間返済額 ÷ 年収 ×100」で算出
・基準は金融機関に異なるが30~35%が多い
・一般的に無理のない返済負担率は20~25%
・返済額には車のローンや奨学金スマホの端末分割払、
クレジットカードのリポ払い分なども含まれる

③健康状態
・多くは団体信用生命保険
(契約者が死亡もしくは高度障害状態で
ローン返済できなくなった時、残額が下りる保険)
の加入を求められる➡持病や既往症があると加入できない場合もある
金利の上乗せで補償範囲を三大疾病等に広げられるものもある

➃物件の担保評価
・担保として物件に抵当権を設置し
返済不能時に物件を競売等で債務回収に充てるため、
物件によっては審査が下りないことも
例:法的に問題のある物件、接道幅や間口が狭い、建物の再建築不可件等々

⑤個人信用情報
・クレジットやローンの申込・返済状況借入残高など審査される
・2ヶ月以上の長期滞納や短期間に何回もの滞納、保証会社による
返済などがあるとしんさが下りないことが多い


審査に影響する事例

1.滞納
〇クレジットカード
〇スマホ端末分割払い
〇ほかの金融機関からの融資
〇奨学金返済
〇車のローン 
       等々

2.自己破産
※自己破産は10年、滞納は5年記録が残る

せっかく気に入った物件を見つけても融資が下りなくては大変です。
金融機関によって条件も違うため、準備は早めに始めた方が良いです。