世界の良材(杉)

杉(スギ科スギ属の常緑針葉樹)

学名は「クリプトメリア・ヤポニカ」と呼ばれ、ラテン語で訳すると「日本の隠れた財産、宝物」の意味があります。

杉は日本固有の木で、スギ科スギ属ではただ1種しかないという珍しい木です。

ただ1種といっても日本のほぼ全域に生息し有名な産地としては、
秋田杉、天竜杉、吉野杉、北山杉、日田杉、屋久杉等、地域を代表するブランド杉があります。

直木で成長が早く、柔らかく加工しやすい性質があり、一般的に建築材に使用されるものは
50年~80年くらいの樹齢です。

材としては乾燥による「反り・ねじれ」などの変化も少なく、しっかりと乾かせば、柱材としては最適です。

ちなみにヒマラヤスギはマツ科ヒマラヤスギ属の常緑針葉樹でヒマラヤ山脈西部が原産地です。

高さは40m~50m幹の直径は3mに達するものもあります。

スギとはいえ、スギ科ではありません。

松ぼっくりが出来る事から見ても松の仲間に分類されます。

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