日本の気候と床下の環境
日本は高温多湿の気候のため、どうしても床下に湿気が溜まりやすくなります。
温度が20~30度、湿度が70%以上の状況になると土台や床に腐朽菌やカビが発生し、
放置し続けると住宅の耐久力が著しく低下します。
結露やシロアリの被害も心配です。
新築戸建てはとても大きな買い物。床下の換気は寿命を延ばす重要なポイントなのです。
建築基準法ではコンクリート基礎に3メートル間隔で角型換気孔を設ける事が義務付けられています。
しかし実際には床下に風が回らず、湿気が停滞しているのです。
住宅解体の際に多くの被害事例を見てきました。
また基礎の鉄筋を切らなければならないため多く設置すると耐震強度が低下してしまいます。