「木材強度と含水率の関係」

「木材強度と含水率の関係」について簡単に説明します。

木材は乾燥に伴い強度を増します。

下のグラフからもわかるように、含水率10%の
木材は含水率40%の木材に対して、
曲げ強度、圧縮強度ともに約2倍となります。
乾燥による木材の強度変化グラフ
乾燥と換気が不十分だと築10年以内でも壁内にカビが繁殖したり、
土台や柱に腐食が始まることがあります。

いくら購入時の価格が安くても、何年もしないうちに構造材の手入れが
必要となるようでは、かえって不経済な家となります。

新築戸建ての際は高温多湿の気候に合わせた施工が肝心です。