掛川市/13.5坪の脇屋を大改造!天然木リノベーション住宅

掛川市13.5坪の脇屋大改造リセット住宅

掛川市13.5坪の脇屋大改造リセット住宅

依頼内容
以前、母屋のリフォームをさせていただいたF様から、13.5坪の脇屋を物置にしてしまっているが、
親戚や友人たちと集まって安らげる場所がほしいということでご依頼をいただきました。

リフォームのポイント
弊社ショールームの郷の家の雰囲気を気にいっていただきまして、天然木・健康素材でリフォームをさせていただきました。
築35年の建物でしたので、使っている材料はすべて無垢材でした。
35年間の間にしっかりと乾燥し強度を増した構造部材だけを残し、他はすべて新しく作り直す
リセット住宅をいう方法で工事をいたしました。


掛川市13.5坪の脇屋大改造リセット住宅

天然赤松無垢フローリング

樹齢300年、厚み30mmの無垢フローリングは含水率が5%に
なるまで乾燥させるので、施工後の変形や収縮はほとんどありません。
表面にはウッドライフという自然素材ワックスをかけています。
木の呼吸を塞がず、お子様が舐めても安心のワックスです。

素足で歩くと、木のぬくもりを感じる癒しの空間になっています。

掛川市13.5坪の脇屋大改造リセット住宅


自然の防虫成分「タンニン」で着物を守ります

着物をしまうクローゼットは内部が総桐仕上げ。
桐からは自然の防虫成分”タンニン”が出るので大事な着物を守ります。
4箇所設けたクローゼットは、お施主様の希望通りに、
ハンガーレール付きの枕棚と中段も取り付け、
使い勝手のよい収納となったのではないでしょうか。



厚みのある珪藻土クロス
通常の珪藻土クロスよりも厚みがある、夢ハウスオリジナルクロスを使用。調湿効果を感じていただける事でしょう。

施工の様子

掛川市13.5坪の脇屋大改造リセット住宅
《Before》
以前は二間に分かれていましたが、
広いワンルームにリフォームします。
掛川市13.5坪の脇屋大改造リセット住宅
《施工中》
歴史が見えるリフォーム
内装を解体すると古い構造があらわになります。
この脇屋を建てた当初は切妻の屋根だったようですが
途中で入母屋の屋根に葺き替えた後がありました。
昔は入母屋のほうが立派だという価値があると言われていたからだと思います。
←の写真から、切妻の時代のほうが木が古く、それよりも新しい木材があるのが分かるかとおもいます。
掛川市13.5坪の脇屋大改造リセット住宅
《施工中》
サッシ 三協アルミ マディオJ
複層ガラスで防音性も高く、結露もしません。
母屋のリフォームの際に使用し、その性能の良さはご体感済み。今回も打ち合わせ時にお施主様から「同じサッシで」とご指定を頂きました。
サッシは樹脂枠で、アルミ枠と違い結露しにくく、カビの心配もありません。
サッシ下側には雨漏り予防としてレフミラー(アルミシート)を敷きました。
掛川市13.5坪の脇屋大改造リセット住宅
《施工中》
家づくりは見えないところが大切!
経年劣化の少ない断熱材「フェノバボード」

天井は野縁で下地を作ってから暖房効率を上げるために、室内側にフェノバボード(断熱材)を施工し、外壁側にプラスターボードを施工します。

フェノバボード
湿気に強く、変形の心配もないため安心して使用できます。
室内側に施工することで冷暖房費を抑えることができ、省エネにも繋がります。
外壁側は通気を良くすることで内部結露を防ぎます。
家づくりは見えないところが大切です。

《グラスウールは使用しません》
一般的に野縁の外側にグラスウールで断熱を施す業者が多いのですが、
グラスウールは施工した時点ではふくらみもあり断熱効果がありますが、
水分に非常に弱いため、高温多湿な日本には適していません
一度湿気を含むと、縮み、元の厚さに戻ることはありません。
グラスウールがぱんぱんに詰まっていたはずの壁内部には空洞が生まれ、内部結露を起こします。
湿ったグラスウールにカビが発生すればそこにダニも生まれ、秋口になってダニの糞を吸い込むことで
アレルギーを発症、子供たちのアトピーの原因にも繋がります。