胸も棟も「むね」のうち。

こんにちは!新米スタッフ、オオバです。
本日出社3日目。新しいことを少しずつ覚えています。
出勤日は毎日ショールームのお掃除をするのですが、その際に床材の違いを眺めるのが楽しいです。


さてさて。

ワタクシ、先日の記事の結びに、「そんな野望を胸に秘めつつ……」なんて書いたんです。
その時に「むね」を漢字に変換しようとスペースキーを叩いたら、

「棟」

が出てきて、変なところで感心してしまいました。

さすが建築・リフォームの会社のパソコン。
「むね」と言えば「棟」なのです。


お恥ずかしながら「棟ってどこだっけ……家の上の方にある、横に渡す木の一種だったような……」くらいの知識しかなかったので、調べてみました。
棟というのは、簡単に言ってしまえば屋根のてっぺんに渡す横木のことらしいです。


そういえば「棟梁」って言葉がありますよね。
あれも「棟」と「梁」が家のとても重要な部分であることから、大工のお頭とか、一族の長を指す言葉になったようです。由来を知ると一層頼もしそうに聞こえますね、棟梁。


そのほかにも、「一家の大黒柱」なんていう表現もよく使いますよね。


棟や梁にしても、大黒柱にしても、今の住宅ではそんなに目にする機会がありません。
「たとえ」として使っていても、「元ネタ」のものを理解している人って、結構少数派なのかもしれませんね。

裏を返せば、そういうを当たり前のようにたとえ話として使っていたころは、「家を建てる」ということも家の造りを知ることも、もっと身近だったのかもしれません。


……今回の「棟」もそうですが、自分が使っていたものではないパソコンで文字を打つと、あらためて「使う言葉って人それぞれなんだなぁ」と感じます。

慣れるまではちょっと違和感があるかな?とも思いましたが、考えてみれば私ももう「リフォームのユキトシ」の一員。

これからは私も「むね」と言えば「棟」と変換する人になるのですね(笑)


それでは今日はこの辺で。