家の土台には1000年ヒバ①

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土台には、昔から日本ではヒバ・ひのき・栗がよく
使われています。ユキトシでは、その中でもヒバを使っています。
なぜヒバを使うのか、それにも理由があります。私たちが使う
ヒバの土台をカットしたものに水を吹きかけます。
水が付いているほうが匂いが強くなります。
この匂いの成分はヒノキチオールという成分です。

日本で昔からこのヒバを土台に使うのは、
このヒノキチオールが含まれているからです。
優れた防虫効果のあるヒバの木は、白アリ、ダニ、
ゴキブリなど害虫を寄せつけません。それほど強力な
防虫効果がありながら、人体にはまったく無害、
緊張を和らげ、落ち着きを与えるアロマ・リラクゼーション
効果があります。

またヒバの木は、他の樹種に比べ驚くほど腐りにくいです。
温暖で多湿な日本の気候条件は、木材腐朽菌にとって
好環境です。また、最近は省エネが叫ばれ、密閉式住宅が
はやっています。この密閉住宅は、木造腐朽菌にとって、
ますます好条件となりますがヒバを住宅部材に使えば、
ヒバの中に含まれるヒノキチオール殺菌効果により、
湿気の多いところでも防腐性を示します。特に、土台、
建築物の濡れ縁、ベランダ、お風呂などの雨がよく
当たる場所は湿気の強い場所でヒバはその威力を発揮します。
シックハウス対策に有効な木材としても知られています。