日本だけで常食される健康食

ゴボウ【牛蒡】

効き目:消炎・抗菌・咳・口内炎・歯槽膿漏・湿疹・糖尿病・かゆみ・生理不順

キク科 旬 通年



縄文時代に薬として伝えられたゴボウは、日本で独自の発展を遂げた

野菜です。かつては今よりも細い形状でしたが、私たちの存在が改良を重ね、

現在のようなゴボウをつくりあげました。世界広しといえども、

野菜としてゴボウを食べているのは日本だけなのです。




ゴボウといえば、水にさらすとすぐに水が赤茶色に色づきます。

タンニンやクロロゲン酸といった渋味成分が溶け出したためで、

これらは消炎作用や抗菌作用にすぐれています。そのため、古の

人々はゴボウを咳止めの妙薬とし、口内炎や歯茎の腫れ、

湿疹などの肌の不調にも用いてきました。その薬効に対する信頼は強く、

かつては「盲腸もゴボウのしぼり汁を飲めば治る」と信じられていたほどでした。




栄養学が発達した現在、これまで明らかにされてこなかった

ゴボウの力に注目が集まっています。ゴボウの食物繊維イヌリンが

血糖値の上昇を抑制し、悪玉コレステロールを体外へ排出してくれる

ことがわかったのです。21世紀の現代においてもなお、日本人の

健康を支える新たな薬効を示すゴボウの底力を感じずにいられません。
ゴボウのしぼり汁

ゴボウはもともと薬草として伝わり、私たちの祖先が野菜として改良しました。

根には咳止めの効果があり、皮をむいた5cmほどのゴボウをすりおろし、

そのしぼり汁をそのまま飲みます。アクによってすぐ茶色に変色するので

苦そうですが、このアクにに消炎・殺菌作用にすぐれたタンニンが溶け出しています。

意外に甘いので、すんなり飲めることでしょう。


タンニンといえば、桐にも含まれています。このタンニンが抗菌効果や防虫効果に繋がっています。

菌が繁殖又は増殖しにくいです。調湿効果があり、湿気をとってくれるのでカビなどの発生を防ぎます。

ショールームに桐のクローゼットと桐の寝室がありますので

ぜひ、ご覧になってください
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