6月 水無月 茎茶の美味しい入れ方

茎茶(くきちゃ)

煎茶や玉露を製造していく工程で、葉の大きさなどの選別をする工程において茎の部分を集めて作られるのが茎茶です。
棒茶とも呼ばれています。

二級品とされがちですが、旨みや香りなどが葉よりも逆に豊富で、茶葉として優れた側面も持っているのが特徴です。

焙煎してほうじ茶が作られる場合もあり、茎はカテキン含有量が少なく、焙煎することによってカフェインが昇華するので
雑味が少ないことも加え、芳醇な香りと甘みなどを高温で楽しめる魅力を持っています。
茎茶の美味しい入れ方

2人分

湯量 200cc

茶葉の量 8g~10g
1 急須と湯呑に沸騰したお湯を入れ、器を温めつつお湯の温度を80度にします。
(1回移し替えると約10度下がります。)
2 急須に茶葉を入れ、80度のお湯をゆっくりと注ぐ。
3 1分程度蒸らす。
長すぎると苦み・渋みが増すので注意。
4 最後の1滴まで注ぎます。