カビ実験スタートから2ヶ月になります

桐とビニールクロスのカビ実験


2018年8月17日から始めたカビ実験、早いものでもう2ヶ月目になろうとしています。
桐のほうは一向にカビる気配がありません

実は、2年くらい前にもこの実験をしたんです。。
そのときはスーパーで買った「無添加」と書いてある食パンを使ったのですが、カビが生えなかったんです!
「うーん失敗だわー」と思って片付けでしまいましたが。。
保存料は入っていて、他のものが無添加だったのでしょうかね?

今回は昔ながらのパン屋さんで買った食パンを使いました。
せっかくのパンをカビさせて申し訳ないので店名は控えますが、
余計な添加物がないという証でもありますから安心して食べられますね


桐は湿気を吸って吐き出すときに「タンニン」という成分を出してきます。
お茶などにも含まれる成分で、殺菌効果があります。
長年使った桐タンスは黒くなっていきますが、あの黒さこそ「タンニン」なんですよ。

黒くなると見た目が悪いからと漂白して「タンニン」を無くしている製品もありますが、
弊社で取り扱っているものは、何度もお湯につけて渋抜きをしていますが、「タンニン」は少し残しています。

ですので、使用中に黒く変わってくるところもありますが、
「ああ、タンニンが効いてるんだな」と思っていただけると幸いです!

大事な洋服や布団をカビから守ってくれています