●地盤から補強したい
新築・建て替えが無難です。
リフォームで済ませるなら、建物を軽くするなどの対策をとりましょう。
●昔ながらの屋根で重さが気になる
特に屋根が重くなると揺れ幅も大きくなります。
焼き瓦をトタン屋根に替えるなどして、頭が重くならないようにするのもひとつの方法です。
重量が軽くなれば、耐力壁も少なく済みます。
●耐力壁って何?
耐震補強の中で最も大事な部分で、揺れを抑える重要な役割を果たします。
ただし設ければ良いというわけではなく、しっかりと配置を考えて壁を作らなければなりません。
壁がしっかりすると、床や接合部に負荷がかかります。
耐力壁=剛床性=接合部ですから、どれかを補強すれば安心というわけではありません。
全部がバランスよく考えられていることが大切です。