築90年ですし床もブカブカしていたのでそれなりに傷みはありましたが
無事に仕上がり、これからも長く住んでいただけると思うととても嬉しい気持ちです。
解体時、天井裏に隠れていた太い梁が出てきたときは、
現場にいた全員が「いやーいいなぁ

その梁を主役に、雰囲気を壊さないよう天然無垢フローリングと自然素材で仕上げました。
自然素材の良さがなかなか写真では伝わらないのが歯がゆいのですが
その場で体感するしか感じることのできない「良さ」に毎日包まれて過ごされるのは本当に贅沢ですね。
以前、お客様に「こういう雰囲気の家に住んだらケンカしなそうだねー♪」と言っていただきました。
本能的にそう感じさせるのが、無垢材や自然素材の魅力なんだと思います。
見た目だけのリフォームではなくリセット住宅で仕上げたので、快適さも新築そのものです。
リセット住宅とは…
築30~40年以上前の木造建築の構造材は、築年数の間に乾燥が進み強度が増しています。
古いからと解体してしまうのはもったいない良い材料である場合が多いのです。
それら構造を生かし、築年数をリセットして新築同様に仕上げる大型リフォームをリセット住宅と呼んでいます。
土台・柱・梁・屋根だけの状態に解体して骨組みだけにすることで、断熱、遮熱の施工で省エネ性能が上がり、
構造用合板でのパネル補強もきっちりと施工できましたので耐震性も抜群です。