御前崎市／築50年　寝室と屋根裏の天然木リノベーション

周りの環境も自然が豊かで、真夏も風が通り、気持ちの良い昔ながらの建物です。

間取りも昔ながらの田の字の間取りです。北側は細長い部屋のため少し狭く、物置状態でした。

フローリングを張り替える部屋は床下の土台から新しくして、断熱施工をします。

昔の建物ではよくあることですが、ブロックに束石が乗っているだけで不安な作りをしていました。

屋根面には、太陽光の赤外線を約96％跳ね返すアルミ遮熱シートを施工。

築50年以上の建物でも断熱や遮熱など現代の省エネ対策を施すことができます。

古い建物は下屋部分（屋根が下がっている部分）がある場合が多いです。

既存の状態でも下屋は天井勾配の斜天井になっていたので、形は変えず、

中身の（断熱遮熱）を行いました。

梁を濃く塗装して古民家調に仕上げました。

北側2部屋は、寝室+ウォークインクローゼット+書斎にリフォームします。

建具だけで仕切られた田の字の間取りは部屋として使うにはプライバシーが保てず、物置になっていました。

照明は梁にレールをつけてスポットライトを取り付けました。壁は天然木にぴったりの珪藻土クロスです。光の強さで色味が変わるので、日中、夕暮れ時、夜の照明と、色んな表情が楽しめます。

屋根裏は、お施主様から「孫と星を見たい」と素敵な希望をお聞きしていたので天窓をつけました。明かり採りにも最適です。床は赤松無垢フローリング、正面の壁は薄いレンガ色で温かみのある部屋になっています。

普通、屋根裏というと暑くて部屋にはできないといったイメージですが、今回のリフォームで太陽光の赤外線を約96％跳ね返すアルミ遮熱シートを屋根の下地に貼り、断熱材を天井面にも隙間なく充填してあるので、暑くならない屋根裏です。

居間は南面にしか窓がなく、北側は暗くなりがちです。

クロスの汚れも気になります。

奥の洗濯部屋も使い勝手が悪く、お悩みです…

Before
広縁などは建具の影になると、つい物置化してしまいがちです。

広縁も床を張替えて、収納内も新しく作り直しました。物がないと広く明るくなります。

冬場は心底冷えるタイルの浴室。

温度差による血圧の乱高下などのシートショックで亡くなる方は、交通事故死亡者数（約4600人）の4倍、なんと17,000人にも及びます（Ｈ27年度）。

最新のシステムバスになりました。脱衣所も直して冬場の温度差の不安もなくなりました。

ご家族様がブルーがお好きなようで、爽やかなバスルームになりました。