木材に関しての基礎知識/不十分な乾燥は収縮につながる

不十分な乾燥木材を使うと、後々に様々な不具合が生じます。

その中で一番怖いのが、壁体内で起こる「内部結露」です。

木材の変形や収縮でできた隙間から、屋内の暖気と
屋外の冷気が壁の中で混ざり合うと結露が発生します。

その結露により、壁の中にカビや木材を腐らせる「腐朽菌」が繁殖し
写真のような現象に繋がってしまいます。

そのため、木材が後に変形を起こさないレベルまで
乾燥させた材料を使用する事が重要になります。

木の収縮による「隙間」は危険信号!

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隙間風によって、壁の中で結露が起きるとカビが発生し
「木材腐朽菌」が現れます。
     
 
             
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木材腐朽菌は骨組みを腐らせ住宅そのものを
倒壊の危険にさらします。


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中越沖地震2
構造の弱った建物は地震などの災害時に
東海の危険度があります。