磨き丸太

丸太の表面の外皮のみを剥がし、表面を磨き化粧で使用する柱です。

日本の和風建築には必ずといっていいほど用いられ発祥は室町時代にさかのぼり茶室や、
その後の数寄屋造りの隆盛に伴い広まったと言われています。

木材に関しての基礎知識

現在では和室の床柱や、大きく長い材は、和風住宅の丸桁・丸柱等に用いられることが多く、
台スギなどの小さい材も丸垂木などに用いられたりします。

磨き丸太や役柱は山林の手入れの行き届いた限られた地域でしか生産することができません。

特に磨き丸太は、奈良・京都で95%の生産をしています。

日本でも産地が限られている貴重な材になります。

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