ダージリン“Darjeeling”
ファーストフラッシュ(一番摘み)
3~4月に軽い雨期が訪れると、茶樹が一斉に柔らかい新芽で覆われます。
この時期の収穫量は少なく高値で取引されます。茶葉の外観は浅緑っぽく、カップ水色は淡いオレンジ色。
新鮮で若々しく、力のある香味をもっていて、普通はストレートティーで味わいます。
セカンドフラッシュ(二番摘み)
5~6月に収穫される葉は多少しっかりしてきて、加工されると外観も茶褐色となります。味・コク・香りともに一年中で最も充実しており最高級品です。
カップ水色は明るく、やや濃いめのオレンジ色、味はやや渋みが増し、コクもあり、「マスカット・フレーバー」(マスカットぶどうを口に含んだような香り)と呼ばれるさわやかな香りは格別。
ストレートティーでダージリン特有の香りを楽しみます。
オータムナル(秋摘み)
10~11月、雨期の後の乾燥期には茶葉も厚くしっかりとして、味には渋みも加わります。
カップ水色はやや赤みがかった濃いめになり、ミルクティーに合います。