和室左上の写真が柿の柱は既存の建物の和室の床の間に床柱として付いていたものです。
鴨居や長押の跡が柱についていたり、割れが入っているので、そこは切り落とし、床の間の框として再利用。
お施主様のお父様、お母様に「新築した時に何処かに使って欲しい!」ということでしたので、床の間の框に使おうことにしました。
黒くて、とても硬い材料です。室内は全体的に明るいので、和室の床畳から床の間の框として使うことで段差ができ、黒と柿渋のもようで部屋全体がしまります。
床の間の框として再利用することで、お花を飾ったりするたびに思い出が甦ります。
お母様がお茶の友人を呼んで楽しむ和室です。