アテとは

アテとは、木が斜面に生えているとします。

木の斜面上側を腹、下腹を背中と呼びます。

枝は背中側に多いのでそっちの方に倒れようとする力が働いています。

この時、根元の曲がり部分が弱いと折れてしまいます。

そうならないように木は主に根元の背中側を強くしています。

曲がり部分はたいてい芯がセンターから腹側へ偏っていて
背中は年輪が開き気味になっています。

そして曲りがひどいものほど強く(硬く)しなければいけません。

そうしてできたものがアテです。

木材に関しての基礎知識