5月  皐月 煎茶・深蒸し煎茶


煎茶(せんちゃ)

摘みたての新鮮な生葉を、蒸したり炒ったりして熱処理することで発酵を抑えた煎茶は、日本人に馴染み深いポピュラーなお茶。



深蒸し煎茶(ふかむしせんちゃ)

時間をかけて蒸されることで茶葉が細かくなるため、茶葉そのものの有効成分も体内に摂り入れることができます。




「煎茶」

煎茶は、緑茶の中で、普段、もっとも飲まれている代表的なお茶です。

お茶は、茶園で栽培した生葉を加工することによって製品となります。

生葉は、摘採した時点から酸化酵素の働きによって変化(発酵)が始まりますが、
緑茶は新鮮な状態で熱処理(蒸す・炒る)することで酸化酵素の働きを止めた「不発酵茶」です。

この「生葉を熱処理し、葉の形状を整え、水分をある程度まで下げて保存に耐えられる状態」にすることを荒茶製造といいますが、
蒸して揉んで荒茶を製造するもっとも一般的な製法でつくられたお茶を「煎茶」と呼ばれています。







「深蒸し煎茶」

普通の煎茶よりも約2倍長い時間をかけて茶葉を蒸してつくったお茶を「深蒸し煎茶」または「深蒸し緑茶」と呼びます。

茶葉の中まで十分に蒸気熱が伝わるため、形は粉っぽくなりますが、お茶の味や緑の水色(すいしょく)が濃く出ます。

青臭みや渋味がなく、また長時間蒸されることで茶葉が細かくなり、お茶をいれた際に茶葉そのものが多く含まれるので、
水に溶けない有効成分も摂取できる特徴をもっています。

長い蒸し時間によって香りが弱くなります。