桐に含まれるタンニンについて

桐の経年変化
収納関係は桐が多く使われます。

桐は調湿効果が優れ湿気を良く吸い取り、脱臭効果で、嫌な臭いを消す効果もあります。

良く目にする桐の建材は真っ白ですが、薬品(漂白剤またはホルマリン)を使って漂白しているのです。

弊社の桐材は本来の桐そのものの性能を失わなない方法で、自然にアクを抜いて桐材にします。

桐には紫色の部分「タンニン」と言う成分が含まれています。

「タンニン」は抗菌効果があり、お茶にも含まれている成分です。

漂白すると確かに真っ白な桐になりますが、良い効果も全て無くなってしまいます。

当社では、工場で巾3m×深さ3mの貯水槽に製材した桐板を敷き詰め、
40~50°のお湯につけて6日間アク(渋み)をぬいていきます。
そして6日後お湯を排出して再度お湯を入れ直します。
この工程を3回繰り返して自然にアク(渋み)を抜き出します。

漂白してしまう方が頬度簡単ですが、手間暇をかけ桐本来の性能、
抗菌作用・調湿作用・保温機能を失わない桐材にします。

桐の収納