自然素材をふんだんに使った木造建築の価値

日本人にとって木造建築は、昔から大変身近なものでした。

住まいはもちろん、神社、仏閣、お城など、建物はほとんど全て木材を中心とした自然素材で建造されています。


このような伝統的な木造建築には、それぞれの時代の技術・芸術等の文化が込められています。

現存する世界最古の木造建築である法隆寺は、建立されてすでに約1400年。今でもその風格を残し、歴史を刻みながら、伝統と文化を伝え続けています。


木造建築は日本の気候風土に適しており、耐久性に非常に優れていることは間違いありません。

木造の住まいも、本来ならば200年、300年と持つのがあたりまえのはず。

「使い捨て文化」ではなく、「育てる文化」を必要とする現代に、木造建築は欠かせないものなのです。

「環境共生」という重要なテーマの解決の糸口も、見つけることが出来るでしょう。


木造建築を構成している自然素材は、人の心と身体に働きかけ、安らぎや癒しを与えてくれます。

自然素材がバランスよく配された美しいデザイン、周辺の自然を借景として取り込み、四季を満喫するという粋な仕掛け等も、目と心を楽しませてくれるものです。


ストレスを多く抱えた現代人の心のよりどころとなる、本物の住まいのエッセンスは、まさにこういった伝統的な木造建築にあると言えるでしょう。

この素晴らしい文化、生活の知恵をしっかりと現代に受け継いでいかなければなりません。

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