耐震補強の5つのポイント

f36fb957d82e37d6de4c52ba95c05f48-simple
①地盤
…建物の揺れは地盤の状況に左右されます。

②耐力壁
…木造住宅では自信や台風の際、壁がその力を受けとめることになります。

③剛床性
…床の剛性が十分でないと、壁の耐力にも影響します。

④重量
…地震力は建物の重量に比例します。

⑤接合部
…一定の強度を確保することが定められています。
58c68b31fa6f7c2d30c02b5329f72106-columns1
●地盤から補強したい
新築・建て替えが無難です。
リフォームで済ませるなら、建物を軽くするなどの対策をとりましょう。

●昔ながらの屋根で重さが気になる
特に屋根が重くなると揺れ幅も大きくなります。
焼き瓦をトタン屋根に替えるなどして、頭が重くならないようにするのもひとつの方法です。
重量が軽くなれば、耐力壁も少なく済みます。

●耐力壁って何?
耐震補強の中で最も大事な部分で、揺れを抑える重要な役割を果たします。
ただし設ければ良いというわけではなく、しっかりと配置を考えて壁を作らなければなりません。
壁がしっかりすると、床や接合部に負荷がかかります。

耐力壁剛床性接合部ですから、どれかを補強すれば安心というわけではありません。
全部がバランスよく考えられていることが大切です。